ルシュエット|マレーシア留学・教育移住
調査レポート

国によって違う学校制度|入学年齢と義務教育の年数【2026年版】

海外に移るときに最初に効いてくるのが、学校制度の違いです。世界銀行の公表データで15か国を比べると、小学校に入る年齢は5歳・6歳・7歳の3通りありました。日本は6歳ですが、オーストラリア・イギリス・ニュージーランドは5歳です。1歳違えば、同じ年齢の子どもでも学年が変わります。義務教育の年数も6年から13年まで開きます。

海外に移るときに最初に効いてくるのが、学校制度の違いです。世界銀行の公表データで15か国を比べると、小学校に入る年齢は5歳・6歳・7歳の3通りありました。日本は6歳ですが、オーストラリア・イギリス・ニュージーランドは5歳です。1歳違えば、同じ年齢の子どもでも学年が変わります。義務教育の年数も6年から13年まで開きます。

この調査のまとめ2025年

3か国
小学校に5歳で入る国(15か国中)
6〜13年
義務教育の年数の幅
6歳・9年
日本の入学年齢と義務教育の年数

目次

15か国の学校制度

小学校に入る年齢が早い順に並べました。

表1 15か国の学校制度(2025年・単位:歳/年)

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小学校に入る年齢初等教育の年数中等教育の年数義務教育の年数
オーストラリア5歳7年6年11年
イギリス5歳6年7年11年
ニュージーランド5歳6年7年10年
フィリピン6歳6年6年13年
ドイツ6歳4年9年13年
フランス6歳5年7年13年
アメリカ合衆国6歳6年6年12年
ベトナム6歳5年7年10年
カナダ6歳6年6年10年
日本6歳6年6年9年
タイ6歳6年6年9年
韓国6歳6年6年9年
マレーシア6歳6年6年6年
シンガポール6歳6年4年6年
インドネシア7歳6年6年9年

出典:掲載=世界銀行 World Development Indicators(2025年)/原データ=UNESCO統計研究所(UIS)。数値は公表値そのままです。

義務教育の年数が「初等+中等」より長い国があります。フィリピン・フランスがそれにあたります。義務教育が小学校に入る前から始まっているためで(フランスは3歳から、フィリピンは幼稚園から)、初等・中等の課程の外側にも義務の期間があります。
※同じ理由で、「義務教育が終わる年齢」は載せていません。入学年齢に義務教育の年数を足しても正しい終了年齢にならないためです。世界銀行の指標にも終了年齢そのものはありません。
※この表の年は世界銀行のデータに登録されている年です。制度を表す指標のため毎年は変わらず、同じ値が複数年にわたって登録されています(日本の義務教育9年は2015年から2025年まで同じ値です)。

図1 義務教育の年数(2025年・単位:年)
  • フィリピン13年
  • ドイツ13年
  • フランス13年
  • アメリカ合衆国12年
  • オーストラリア11年
  • イギリス11年
  • ニュージーランド10年
  • ベトナム10年
  • カナダ10年
  • 日本9年
  • タイ9年
  • 韓国9年
  • インドネシア9年
  • マレーシア6年
  • シンガポール6年

出典:掲載=世界銀行 World Development Indicators(2025年)/原データ=UNESCO統計研究所(UIS)/作図:ルシュエット

入学年齢が違うと、学年がずれます

日本は6歳で小学校に入ります。一方でオーストラリア・イギリス・ニュージーランドは5歳、インドネシアは7歳です。

同じ年齢の子どもでも、国が変われば学年が変わります。たとえば日本で小学1年生の子どもが5歳入学の国へ移った場合、制度上は2年生に相当する学年に在籍していることになります。逆に7歳入学の国から日本へ戻ると、学年が下がる形になります。

※実際にどの学年に入るかは、学校や自治体の判断によります。生まれ月の区切り(学年の始まり)も国によって違うため、この表の年齢だけでは決まりません。転入先の学校に直接ご確認ください。

義務教育の年数は、制度設計の違いです

義務教育の年数は6年から13年まで開きます。ただし年数が長い国の教育が優れている、という意味ではありません。どこまでを義務とするかの線の引き方が違うだけです。

たとえばマレーシアは義務教育が6年ですが、初等教育は6年、中等教育は6年あります。義務ではない期間にも学校の課程は続いており、義務教育の年数=学校に通う年数ではありません。

インターナショナルスクールには当てはまりません

ここまでの数字は、その国の公教育の制度です。インターナショナルスクールは学校ごとにカリキュラム(イギリス式、IB、アメリカ式など)を採用しており、学年の呼び方も、入学の年齢も、学校が採用している制度に従います。

たとえばイギリス式のカリキュラムを採用している学校であれば、その国が6歳入学であっても、学校の区切りはイギリスの制度に近くなります。国の制度と学校の制度は別に確認する必要があります。

現地から

マレーシアの公教育は6歳入学・義務教育6年ですが、私たちがご案内しているインターナショナルスクールの多くはイギリス式です。学年の呼び方は「Year 1」から始まり、日本の学年とは1つずれることが一般的です。
ご相談で多いのが「日本で何年生だから、こちらでは何年生か」という質問です。答えは学校によって違います。出願前に、お子さまの生年月日を伝えて学校に確認していただくのが確実です。

調査方法と、このデータの限界

使ったデータ

このデータで分かること・分からないこと

出典一覧

この記事で使ったデータと、その提供元

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調査・資料名(リンク先で原典を確認できます)実施機関(原データの提供元)年次(基準日)確認日
World Development Indicators(世界開発指標)世界銀行(World Bank)=掲載元各指標の最新年(表に年を記載)2026年9月20日
指標コード SE.PRM.AGES(小学校に入る年齢)原データ=UNESCO統計研究所(UIS)/掲載=世界銀行 World Development Indicators世界銀行の指標ページ(機械で取得する場合のURLは下の行)2026年9月20日
指標コード SE.PRM.DURS(初等教育の年数)原データ=UNESCO統計研究所(UIS)/掲載=世界銀行 World Development Indicators世界銀行の指標ページ(機械で取得する場合のURLは下の行)2026年9月20日
指標コード SE.SEC.DURS(中等教育の年数)原データ=UNESCO統計研究所(UIS)/掲載=世界銀行 World Development Indicators世界銀行の指標ページ(機械で取得する場合のURLは下の行)2026年9月20日
指標コード SE.COM.DURS(義務教育の年数)原データ=UNESCO統計研究所(UIS)/掲載=世界銀行 World Development Indicators世界銀行の指標ページ(機械で取得する場合のURLは下の行)2026年9月20日
指標コード SE.PRM.AGES の取得に使ったAPIのURL世界銀行 World Bank Open Data API本記事はこのURLから取得しました。同じURLで誰でも同じ値を確認できます2026年9月20日
指標コード SE.PRM.DURS の取得に使ったAPIのURL世界銀行 World Bank Open Data API本記事はこのURLから取得しました。同じURLで誰でも同じ値を確認できます2026年9月20日
指標コード SE.SEC.DURS の取得に使ったAPIのURL世界銀行 World Bank Open Data API本記事はこのURLから取得しました。同じURLで誰でも同じ値を確認できます2026年9月20日
指標コード SE.COM.DURS の取得に使ったAPIのURL世界銀行 World Bank Open Data API本記事はこのURLから取得しました。同じURLで誰でも同じ値を確認できます2026年9月20日

本記事の集計表・グラフは、出典表示のうえ引用・転載いただけます

当社が作成した対照表のレイアウトと解説文(数値は公表値そのままです)は、ご連絡なしで引用・転載いただけます。引用の際は、下記のように出典とリンクを添えてください。

出典:ルシュエット「国によって違う学校制度|入学年齢と義務教育の年数【2026年版】」
https://luchouette.com/column/data-gakko-seido-hikaku/

※政府統計そのものの数値は、各機関の利用規約に従ってください。本記事が再配布を許諾するのは、当社が計算・作図した部分に限ります。出典元の資料にも同じ数値が載っている場合は、原資料をあわせてご確認ください。
※このデータは毎年更新します。引用の際は、記事の更新日をあわせてご確認ください。

よくある質問

小学校に入る年齢は国によって違いますか。

違います。この15か国では5歳・6歳・7歳の3通りでした。5歳はオーストラリア・イギリス・ニュージーランド、7歳はインドネシア、残りは6歳です。日本は6歳です。

入学年齢が違うと学年はどうなりますか。

制度どおりなら、同じ年齢の子どもでも在籍する学年が変わります。ただし実際にどの学年へ入るかは学校や自治体の判断によりますし、学年の始まる月も国によって違うため、転入先の学校にご確認ください。

義務教育が最も長い国・短い国はどこですか。

この15か国では、最も長いのがフィリピン・ドイツ・フランスの13年、最も短いのがマレーシア・シンガポールの6年です。日本は9年です。

義務教育が短い国は、学校に通う期間も短いのですか。

違います。義務教育の年数は「どこまでを義務とするか」であって、学校の課程の長さではありません。たとえばマレーシアは義務教育6年ですが、初等教育6年・中等教育6年の課程があります。

インターナショナルスクールにもこの表は当てはまりますか。

当てはまりません。この表はその国の公教育の制度です。インターナショナルスクールは学校が採用するカリキュラム(イギリス式・IB・アメリカ式など)に従うため、学年の区切りも入学年齢も学校ごとに確認が必要です。

マレーシアの学校制度はどうなっていますか。

公教育は6歳入学、初等教育6年・中等教育6年で、義務教育は6年です。ただし日本から移られる方の多くはインターナショナルスクールを選ばれ、その場合は学校のカリキュラムに従います。

本記事に記載した費用・制度・学校情報は、2026年8月時点に公開されている情報にもとづく目安です。制度や料金は改定されることがあるため、お申し込みの前に各公式サイト、または当社までご確認ください。