ルシュエット|マレーシア留学・教育移住
調査レポート

日本人が多い国ランキング|在留邦人数と留学生数の国別データ【2026年版】

外務省の在留邦人数、JASSOの留学生数、EF EPIの英語力という3つの公的データを国別に突き合わせました。住んでいる人・学びに行く人・英語の通じやすさを同じ表で比べられます。

日本人が多い国はどこでしょうか。2025年10月1日現在の在留邦人数では、米国が416,380人で最も多く、全体の32.1%を占めます。ただし「住んでいる人が多い国」と「学びに行く人が多い国」は同じではありません。3つの公開データを1つの表にまとめ、国ごとの違いが見えるように整理しました。

この調査のまとめ2025年10月1日現在ほか

米国
在留邦人数が最も多い国(416,380人・2025年10月1日現在)
47.4%
上位3か国(米国・オーストラリア・中国)が占める割合
20か国
この記事で3つのデータを突き合わせた国の数

3つのデータを国別に並べた一覧

在留邦人数の多い順に20か国を並べ、それぞれの永住者の割合、2018年からの増減、日本人留学生の人数、英語力スコアを横に並べました。出どころの異なる調査を並べているため、基準日はそろっていません(後述)。

表1 日本人が多い国 上位20(在留邦人数の多い順/人数は人、割合と増減は%、英語力は点)

← 横にスクロールできます →

在留邦人数(2025年)(2018年)うち永住者2018→2025年日本人留学生(2024年度)英語力スコア
米国416,380人446,925人56.1%-6.8%
オーストラリア105,566人98,436人61.7%+7.2%9,329人
中国92,928人120,076人7.1%-22.6%3,615人464点(86位)
カナダ75,316人73,571人68.5%+2.4%6,736人
タイ72,113人75,647人3.8%-4.7%4,789人402点(116位)
英国62,270人60,620人48.1%+2.7%5,381人
ブラジル49,037人51,307人90.7%-4.4%482点(75位)
ドイツ44,648人45,416人42.6%-1.7%615点(4位)
韓国44,471人39,403人38.7%+12.9%8,360人522点(48位)
フランス36,023人44,261人43.5%-18.6%539点(38位)
シンガポール33,397人36,624人14.5%-8.8%
台湾21,755人24,280人33.6%-10.4%5,260人
ニュージーランド21,471人20,822人58.4%+3.1%
マレーシア19,690人26,555人9.0%-25.9%3,064人581点(24位)
ベトナム16,636人22,125人3.3%-24.8%500点(64位)
インドネシア15,266人19,612人11.7%-22.2%471点(80位)
フィリピン13,342人16,894人34.4%-21.0%3,697人569点(28位)
スイス12,297人10,982人65.5%+12.0%564点(30位)
イタリア12,067人14,600人54.2%-17.3%513点(59位)
オランダ11,225人9,986人26.8%+12.4%624点(1位)

出典:在留邦人数=外務省『海外在留邦人数調査統計』(2025年10月1日現在)、留学生数=独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)『2024(令和6)年度 日本人学生留学状況調査結果』(2024年度)、英語力=EF Education First『EF EPI EF英語能力指数 2025年版(第15回)』。基準日は統計ごとに異なります。

この表で減少率が最も大きいのはマレーシア(-25.9%)です。減少した人数で見ると米国が最大で、順位は指標の取り方で変わります。減少の要因はこの統計からは特定できません(企業の駐在員数の変化、長期滞在ビザの制度変更、在留届の提出状況などが考えられますが、いずれも本統計では確認できない項目です)。国別の推移は海外在留邦人数の推移で詳しく扱っています。

※増減率は「(2025年 − 2018年)÷ 2018年」で計算し、小数第1位まで表示しています(四捨五入して0.0%になる場合のみ小数第2位まで)。両年の実数を並べているので検算できます。
※「—」は、その調査の対象に入っていないことを示します。留学生数は、参照したJASSO報告書に上位10か国と「その他」の合計しか掲載されていないため、それ以外は「—」です(ゼロという意味ではありません)。英語力スコアは英語を母語としない国が対象で、台湾・シンガポールは2025年版(第15回)に収録がありません。

「住む人が多い国」と「学びに行く人が多い国」はずれることがあります

在留邦人数の順位と、日本人留学生の順位を比べると、国ごとに立ち位置が違うことが分かります。

たとえば米国は、住んでいる人でも学びに行く人でも1位です。一方でマレーシアは、在留邦人数では14位ですが、留学生数では10位に入ります。つまりJASSO調査の範囲では、在留邦人数の順位より留学生数の順位のほうが高いということです。ただし2つの統計は対象者も数え方も違うため、ここから「学ぶ場所として選ばれている」と結論づけることはできません。

図1 日本人留学生が多い国 上位10(2024年度・単位:人)
  • アメリカ合衆国12,627
  • オーストラリア9,329
  • 韓国8,360
  • カナダ6,736
  • 英国5,381
  • 台湾5,260
  • タイ4,789
  • フィリピン3,697
  • 中国3,615
  • マレーシア3,064

出典:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)『2024(令和6)年度 日本人学生留学状況調査結果』/作図:ルシュエット

永住者の割合が高い国と、低い国

同じ「在留邦人」でも、期限を定めずに住んでいる人(永住者)と、期限を定めて住んでいる人(長期滞在者)では、外務省の区分が違います。永住者の割合で並べ替えると、国による差がはっきり出ます。

表2 永住者の割合が高い順(在留邦人数 上位20か国・2025年10月1日現在/人数は人、割合は%)

← 横にスクロールできます →

永住者(2025年)永住者の割合長期滞在者
ブラジル44,46190.7%4,576
カナダ51,56968.5%23,747
スイス8,04965.5%4,248
オーストラリア65,08561.7%40,481
ニュージーランド12,52958.4%8,942
米国233,47556.1%182,905
イタリア6,53554.2%5,532
英国29,95548.1%32,315
フランス15,66243.5%20,361
ドイツ19,02642.6%25,622
韓国17,22938.7%27,242
フィリピン4,59234.4%8,750
台湾7,31833.6%14,437
オランダ3,00626.8%8,219
シンガポール4,84814.5%28,549
インドネシア1,78711.7%13,479
マレーシア1,7679.0%17,923
中国6,5777.1%86,351
タイ2,7333.8%69,380
ベトナム5503.3%16,086

出典:外務省『海外在留邦人数調査統計』(2025年10月1日現在)。割合は当社の計算。

割合には国による差が大きく出ます。ただし外務省の定義では、永住者は「期限を定めずに居住している邦人」で、その国の永住権を持っているという意味ではありません。この割合から滞在の目的(就労・留学・引退後の生活など)を読み取ることはできません。目的別の内訳は、この統計には含まれていないためです。

※永住者の割合は「永住者 ÷ 在留邦人数」で当社が計算したものです。

調査方法と、このデータの限界

データの出どころ

  • 在留邦人数・永住者数:外務省『海外在留邦人数調査統計』(2025年10月1日現在)
  • 日本人留学生数:独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)『2024(令和6)年度 日本人学生留学状況調査結果』(2026年5月公表)
  • 英語力スコア:EF Education First『EF EPI EF英語能力指数 2025年版(第15回)』
  • 3つを1つの表に並べたのは当社です(確認日:2026年9月17日)。増減率と永住者の割合も当社の計算です。

読むときの注意

  • 基準日がそろっていません。在留邦人数は2025年10月1日現在、留学生数は2024年度(2024年4月〜2025年3月に留学を開始した学生)、英語力スコアは2024年の受験データです。同じ時点の比較ではありません。
  • 在留邦人数の統計に含まれない国があります。ウクライナ・アフガニスタン・シリアは、在留邦人の安全上の理由から邦人数等の公表が差し控えられており、この統計には含まれていません(外務省『海外在留邦人の動向』より)。
  • 統計ごとに基準日が違います。在留邦人数は2025年10月1日現在(外務省が公表している最新版)、留学生数は2024年度の集計です。基準日をそろえた比較ではありません。
  • 数える対象が違います。在留邦人数は3か月以上の滞在者(在留届ベース)、留学生数は日本の大学等に在籍する学生で1か月未満の短期も含みます。両者は重なる部分もあれば、どちらにも入らない人もいます。
  • 留学生数には、海外の大学へ直接進学した人が含まれません。JASSOの調査は日本の大学等に在籍したまま留学した学生が対象です。高校卒業後にそのまま海外の大学へ進学した方や、学校に在籍していない方の留学は集計されていません。
  • 留学生数は上位10か国のみ公表されています。それ以外の国は「—」としており、ゼロという意味ではありません。
  • 英語力スコアは英語圏を対象としていません。アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダなどは、母語であるため調査の対象外です。
  • 順位は在留邦人数の多い順です。3つのデータを合成したスコアで順位を付けてはいません。指標の重みづけは目的によって変わるためです。

出典一覧

この記事で使ったデータと、その提供元

← 横にスクロールできます →

調査・資料名(リンク先で原典を確認できます)実施機関(原データの提供元)年次(基準日)確認日
海外在留邦人数調査統計 各年版(2018年〜2025年・各年10月1日現在)外務省最新は2025年10月1日現在。3か月未満の短期滞在者は対象外。経年比較には2018〜2025年の各年版を使用2026年9月17日
2024(令和6)年度 日本人学生留学状況調査結果独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)2024年度(2024年4月1日〜2025年3月31日に留学を開始した学生)2026年9月17日
EF EPI EF英語能力指数 2025年版(第15回)EF Education First2024年に EF SET を受験した220万人のデータ2026年9月17日

データの引用・転載について

本記事の集計表・グラフは、出典表示のうえ引用・転載いただけます

当社が作成した一覧表・図と、増減率・永住者の割合の計算は、ご連絡なしで引用・転載いただけます。引用の際は、下記のように出典とリンクを添えてください。

出典:ルシュエット「日本人が多い国ランキング|在留邦人数と留学生数の国別データ【2026年版】」
https://luchouette.com/column/data-ijusaki-ninki-ranking/

※政府統計そのものの数値は、各機関の利用規約に従ってください。本記事が再配布を許諾するのは、当社が計算・作図した部分に限ります。出典元の資料にも同じ数値が載っている場合は、原資料をあわせてご確認ください。
※このデータは毎年更新します。引用の際は、記事の更新日をあわせてご確認ください。

よくある質問

日本人が最も多い国はどこですか。

2025年10月1日現在の在留邦人数では、米国が416,380人で最多です。全体の32.1%を占めます。次いでオーストラリアが105,566人、中国が92,928人です。

日本人留学生が最も多い国はどこですか。

2024年度ではアメリカ合衆国が12,627人で最多です。次いでオーストラリアが9,329人、韓国が8,360人でした。

在留邦人数と留学生数は、何が違うのですか。

数える対象が違います。在留邦人数は、在留届などを基礎資料として外務省が推計した、3か月以上在留する日本国民の数です(届出の件数そのものではありません)。留学生数は日本の大学等に在籍したまま留学を開始した学生で、JASSOが集計しています。1か月未満の短期留学も留学生数には含まれます。

マレーシアは何位ですか。

在留邦人数では14位(19,690人)、日本人留学生では10位(3,064人)です。英語力スコアはアジアで最も高く、世界24位・581点でした。

3つのデータを合わせた総合順位はありますか。

作っていません。指標をどう重みづけするかで順位が変わり、根拠のない序列になってしまうためです。この記事では在留邦人数の多い順に並べ、他のデータは横に並べる形にしています。

このデータを自分の記事で使ってもいいですか。

当社が作成した一覧表・図と、増減率や永住者の割合の計算は、出典表示(本記事へのリンク)を添えていただければ引用・転載いただけます。各調査の公表値そのものは、それぞれの発行元の利用規約をご確認ください。

本記事に記載した費用・制度・学校情報は、2026年8月時点に公開されている情報にもとづく目安です。制度や料金は改定されることがあるため、お申し込みの前に各公式サイト、または当社までご確認ください。