ルシュエット|マレーシア留学・教育移住
調査レポート

日本人留学生は何を学びに行くのか|専攻分野と送り出し大学【2026年版】

海外に留学する日本人学生は、何を学びに行っているのでしょうか。日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、2024年度に留学した91,054人のうち、人文科学が46.4%で最も多くを占めます。一方で理学は2.5%、農学は2.3%でした。留学生を多く送り出している大学も、あわせて整理しています。

海外に留学する日本人学生は、何を学びに行っているのでしょうか。日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、2024年度に留学した91,054人のうち、人文科学が46.4%で最も多くを占めます。一方で理学は2.5%、農学は2.3%でした。留学生を多く送り出している大学も、あわせて整理しています。

この調査のまとめ2024年度(2026年5月公表)

46.4%
人文科学が占める割合(2024年度)
21.5%
理学・工学・農学・保健の合計
2,501人
最も多く送り出した千葉大学

目次

専攻分野の内訳

留学した学生の専攻分野です。人数が多い順に並べました。

表1 専攻分野別の日本人留学生数(2024年度・単位:人/%)

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専攻分野2024年度構成比2023年度構成比構成比の変化
人文科学42,24646.4%44,74650.2%-3.8pt
その他13,63415.0%12,37513.9%+1.1pt
社会科学9,58610.5%8,6359.7%+0.8pt
工学9,28610.2%8,3819.4%+0.8pt
保健5,9246.5%4,9385.5%+1.0pt
不明2,5782.8%2,9873.3%-0.5pt
理学2,2682.5%1,8652.1%+0.4pt
農学2,0972.3%1,8092.0%+0.3pt
教育2,0502.3%2,0352.3%+0.0pt
芸術9581.1%8050.9%+0.2pt
家政4270.5%6030.7%-0.2pt
91,054100.0%89,179100.0%

出典:日本学生支援機構(JASSO)『2024年度 日本人学生留学状況調査結果』(2026年5月公表)。構成比は公表値そのままです。変化は当社の計算です。「農学」には獣医学、「保健」には医学・歯学が含まれます(同調査の注記による)。

図1 専攻分野別の構成比(2024年度・単位:%)
  • 人文科学46.4%
  • その他15.0%
  • 社会科学10.5%
  • 工学10.2%
  • 保健6.5%
  • 不明2.8%
  • 理学2.5%
  • 農学2.3%
  • 教育2.3%
  • 芸術1.1%
  • 家政0.5%

実数:人文科学 42,246人/その他 13,634人/社会科学 9,586人/工学 9,286人/保健 5,924人

出典:日本学生支援機構(JASSO)『2024年度 日本人学生留学状況調査結果』(2026年5月公表)/作図:ルシュエット

※「その他」15.0%と「不明」2.8%を合わせると17.8%あります。分野が特定できていない留学がこれだけあるということです。この記事の割合を読むときは、この点をふまえてご覧ください。

留学生を多く送り出している大学

大学等が把握している日本人留学生の数が多い順です。

表2 日本人留学生が多い大学 上位20(2024年度・単位:人)

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順位大学名設置区分留学生数(2024年度)
1位千葉大学国立2,501
2位早稲田大学私立2,123
3位東京大学国立2,030
4位京都大学国立1,963
5位立命館大学私立1,861
6位関西学院大学私立1,711
7位明治大学私立1,588
8位同志社大学私立1,435
9位九州大学国立1,419
10位東北大学国立1,249
11位国際医療福祉大学私立1,216
12位慶應義塾大学私立1,214
13位上智大学私立1,134
14位大阪大学国立1,131
15位神戸大学国立1,102
16位中央大学私立1,077
17位芝浦工業大学私立1,076
18位立教大学私立1,071
19位東洋大学私立1,064
20位関西大学私立1,020

出典:日本学生支援機構(JASSO)『2024年度 日本人学生留学状況調査結果』(2026年5月公表)。大学の規模(在籍学生数)は含まれていないため、学生数に対する比率の比較はできません。

上位20校の内訳は私立13校・国立7校で、留学生の人数でも私立17,590人が国立11,395人を上回りました。ただしこれは上位20校だけの話で、全国の傾向ではありません。

この調査で分かること・分からないこと

分かるのは、大学等が把握している留学の内訳です。大学を通じて留学した学生が対象で、大学が把握していない留学は含まれません。

分からないのは、なぜその分野が多いのかです。語学研修を人文科学に分類しているのか、留学先で何を学んだのかといった中身は、この集計からは読み取れません。

現地から

マレーシアでご相談を受けるのは大学生よりも小中高生のご家庭が中心なので、この調査の対象とは層が違います。
ただ「その他」と「不明」で17.8%あるというのは、留学の形が分野で割り切れないものになってきていることの表れかもしれません。これは数字から言えることではなく、私たちの受け止めです。

調査方法と、このデータの限界

使ったデータ

このデータで分かること・分からないこと

出典一覧

この記事で使ったデータと、その提供元

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調査・資料名(リンク先で原典を確認できます)実施機関(原データの提供元)年次(基準日)確認日
2024年度 日本人学生留学状況調査結果(1-5 専攻分野別、1-6 留学生の多い大学)独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)2024年度(2026年5月公表)。大学等が把握している留学が対象2026年9月21日

本記事の集計表・グラフは、出典表示のうえ引用・転載いただけます

当社が作成した表・図のレイアウトと解説文(人数と構成比は公表値そのままです)は、ご連絡なしで引用・転載いただけます。引用の際は、下記のように出典とリンクを添えてください。

出典:ルシュエット「日本人留学生は何を学びに行くのか|専攻分野と送り出し大学【2026年版】」
https://luchouette.com/column/data-ryugaku-senkou-daigaku/

※政府統計そのものの数値は、各機関の利用規約に従ってください。本記事が再配布を許諾するのは、当社が計算・作図した部分に限ります。出典元の資料にも同じ数値が載っている場合は、原資料をあわせてご確認ください。
※このデータは毎年更新します。引用の際は、記事の更新日をあわせてご確認ください。

よくある質問

日本人留学生が最も多く専攻しているのは何ですか。

人文科学で、留学生91,054人のうち42,246人(46.4%)でした(2024年度)。次いで「その他」(15.0%)、社会科学(10.5%)です。

理系の留学は少ないのですか。

この集計では、理学2.5%・工学10.2%・農学2.3%・保健6.5%で、合わせて21.5%です。ただし「その他」「不明」が合わせて17.8%あるため、分野の割合には幅があります。

留学生を最も多く送り出している大学はどこですか。

千葉大学(国立)で2,501人です。次いで早稲田大学(2,123人)、東京大学(2,030人)でした(2024年度)。ただし大学の規模は含まれていないため、学生数に対する比率の比較はできません。

国立と私立ではどちらが多いですか。

上位20校では私立が13校・17,590人、国立が7校・11,395人で、私立が上回ります。ただしこれは上位20校だけの集計で、全国の傾向ではありません。

高校卒業後に海外の大学へ直接進学した人は含まれますか。

含まれません。この調査は日本の大学等に在籍している学生の留学を対象にしています。

「その他」「不明」が多いのはなぜですか。

この調査からは分かりません。分野を特定せずに報告された留学がこれだけあるということです。割合を読むときはこの点をふまえてご覧ください。

本記事に記載した費用・制度・学校情報は、2026年8月時点に公開されている情報にもとづく目安です。制度や料金は改定されることがあるため、お申し込みの前に各公式サイト、または当社までご確認ください。