世界で日本語を学んでいる人は、何人いるのでしょうか。国際交流基金が3年おきに行っている『海外日本語教育機関調査』の2024年度版では、4,000,750人でした(2026年3月公表)。教える機関は19,344、教師は80,898人です。国別で最も多いのは中国の1,019,197人でした。
この調査のまとめ2024年度調査(2026年3月公表)
- 世界の日本語学習者は4,000,750人です。教える機関は19,344、教師は80,898人でした(2024年度調査)。
- 国別では中国が最多です。1,019,197人で、全体の25.5%を占めます。次いでインドネシア(732,914人)、韓国(555,396人)です。
- 「学習者が多い国」と「学校で教えている国」は別です。オーストラリアは学習者424,316人のうち96.5%が初等・中等教育で、学校の授業として日本語を学んでいます。
- 地域では東アジアと東南アジアで全体の75.8%を占めます。東アジアが1,737,204人、東南アジアが1,294,467人でした。
目次
国・地域別の日本語学習者数
学習者数が多い順に25の国・地域を並べました。「学校教育の割合」は、初等教育と中等教育で学んでいる人が学習者全体に占める比率です。
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| 順位 | 国・地域 | 学習者数 | 世界に占める割合 | 機関数 | 教師数 | 学校教育の割合 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 中国 | 1,019,197 | 25.5% | 3,073 | 21,743 | 28.1% |
| 2位 | インドネシア | 732,914 | 18.3% | 3,103 | 7,614 | 89.0% |
| 3位 | 韓国 | 555,396 | 13.9% | 2,815 | 14,127 | 69.5% |
| 4位 | オーストラリア | 424,316 | 10.6% | 1,595 | 3,280 | 96.5% |
| 5位 | タイ | 194,366 | 4.9% | 755 | 2,286 | 85.2% |
| 6位 | ベトナム | 164,495 | 4.1% | 490 | 4,230 | 17.8% |
| 7位 | 米国 | 134,096 | 3.4% | 1,155 | 3,780 | 49.4% |
| 8位 | 台湾 | 124,149 | 3.1% | 809 | 3,343 | 27.9% |
| 9位 | ミャンマー | 100,315 | 2.5% | 685 | 3,577 | 0.0% |
| 10位 | インド | 52,946 | 1.3% | 381 | 1,285 | 27.7% |
| 11位 | フィリピン | 42,677 | 1.1% | 227 | 916 | 22.7% |
| 12位 | マレーシア | 40,669 | 1.0% | 217 | 486 | 51.8% |
| 13位 | スリランカ | 34,650 | 0.9% | 298 | 650 | 51.8% |
| 14位 | フランス | 31,381 | 0.8% | 285 | 960 | 20.3% |
| 15位 | ブラジル | 26,708 | 0.7% | 309 | 1,156 | 28.0% |
| 16位 | ニュージーランド | 25,456 | 0.6% | 171 | 296 | 93.8% |
| 17位 | ネパール | 25,292 | 0.6% | 318 | 1,146 | 0.4% |
| 18位 | 香港 | 20,868 | 0.5% | 62 | 534 | 15.1% |
| 19位 | カナダ | 18,323 | 0.5% | 141 | 639 | 26.9% |
| 20位 | ドイツ | 17,440 | 0.4% | 188 | 602 | 11.9% |
| 21位 | モンゴル | 16,123 | 0.4% | 164 | 561 | 55.4% |
| 22位 | メキシコ | 15,151 | 0.4% | 153 | 669 | 16.9% |
| 23位 | バングラデシュ | 14,918 | 0.4% | 165 | 643 | 3.5% |
| 24位 | トルクメニスタン | 14,844 | 0.4% | 20 | 88 | 76.2% |
| 25位 | 英国 | 14,646 | 0.4% | 219 | 635 | 29.3% |
出典:国際交流基金『海外日本語教育機関調査』2024年度(2026年3月公表)。世界に占める割合と学校教育の割合は当社の計算です。人数は公表値そのままです。
出典:国際交流基金『海外日本語教育機関調査』2024年度(2026年3月公表)/作図:ルシュエット
学校の授業として教えている国
同じ「日本語学習者」でも、学ぶ場所は国によって違います。初等教育・中等教育(小中高にあたる段階)で学んでいる人の割合が高い順に並べました。
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| 国・地域 | 学校教育の割合 | 初等+中等の学習者 | 学習者数の合計 | 学習者数の順位 |
|---|---|---|---|---|
| オーストラリア | 96.5% | 409,506 | 424,316 | 4位 |
| ニュージーランド | 93.8% | 23,870 | 25,456 | 16位 |
| インドネシア | 89.0% | 651,948 | 732,914 | 2位 |
| タイ | 85.2% | 165,532 | 194,366 | 5位 |
| トルクメニスタン | 76.2% | 11,318 | 14,844 | 24位 |
| 韓国 | 69.5% | 386,090 | 555,396 | 3位 |
| モンゴル | 55.4% | 8,929 | 16,123 | 21位 |
| スリランカ | 51.8% | 17,941 | 34,650 | 13位 |
| マレーシア | 51.8% | 21,057 | 40,669 | 12位 |
| 米国 | 49.4% | 66,232 | 134,096 | 7位 |
| ロシア | 29.6% | 3,998 | 13,525 | 26位 |
| 英国 | 29.3% | 4,298 | 14,646 | 25位 |
| 中国 | 28.1% | 285,970 | 1,019,197 | 1位 |
| ブラジル | 28.0% | 7,468 | 26,708 | 15位 |
| 台湾 | 27.9% | 34,687 | 124,149 | 8位 |
出典:国際交流基金『海外日本語教育機関調査』2024年度(2026年3月公表)。学習者が10,000人以上の国・地域に限っています(規模が小さいと割合が極端に振れるため、当社が設けた区切りです)。割合は当社の計算です。
オーストラリアは96.5%で、学習者の大半が学校の授業として日本語に触れています。一方で中国は28.1%で、高等教育や学校以外の場で学ぶ人が中心です。学習者数の順位だけでは、この違いは見えません。
地域別
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| 地域 | 学習者数 | 世界に占める割合 | 機関数 | 国・地域数 |
|---|---|---|---|---|
| 東アジア | 1,737,204 | 43.4% | 6,928 | 6か国・地域 |
| 東南アジア | 1,294,467 | 32.4% | 5,626 | 11か国・地域 |
| 大洋州 | 454,700 | 11.4% | 1,833 | 12か国・地域 |
| 北米 | 152,419 | 3.8% | 1,296 | 2か国・地域 |
| 南アジア | 128,890 | 3.2% | 1,174 | 7か国・地域 |
| 西欧 | 97,075 | 2.4% | 1,146 | 21か国・地域 |
| 東欧 | 56,881 | 1.4% | 497 | 28か国・地域 |
| 南米 | 42,473 | 1.1% | 467 | 10か国・地域 |
| 中米 | 17,857 | 0.4% | 203 | 13か国・地域 |
| アフリカ | 8,096 | 0.2% | 72 | 16か国・地域 |
| 中東 | 6,199 | 0.2% | 68 | 13か国・地域 |
| 北アフリカ | 4,489 | 0.1% | 34 | 4か国・地域 |
出典:国際交流基金『海外日本語教育機関調査』2024年度(2026年3月公表)。地域の区分は同調査のとおりです。割合は当社の計算です。
この調査で分かること・分からないこと
分かるのは、日本語教育機関を通じて学んでいる人の数です。調査は機関に対して行われ、回答のあった機関の集計になっています。
分からないのは、独学やオンラインで学んでいる人の数です。アプリや動画で学んでいる人、個人レッスンを受けている人は、機関を通じていなければ含まれません。「日本語を学んでいる人の総数」ではない点にご注意ください。
マレーシアの学習者数は40,669人で、12位でした。学校教育の割合は51.8%です。
現地で暮らしていると、日本のアニメや食文化をきっかけに日本語を学んでいる方に出会うことがあります。お子さまがインターナショナルスクールで第二言語として日本語を選べる場合もありますが、開講しているかは学校によって違うので、出願前にご確認ください。
調査方法と、このデータの限界
使ったデータ
- 国際交流基金『海外日本語教育機関調査』2024年度(2026年3月公表)の集計表「1-2a 日本語教育機関数・教師数・学習者数(学習者数順/学習者数内訳)」から取得しました(確認日:2026年9月21日)。
- 国別の学習者数を合計すると4,000,750人となり、公表されている合計と一致することを確認しています。
- 世界に占める割合と「学校教育の割合」は当社の計算です。人数はすべて公表値そのままです。
このデータで分かること・分からないこと
- 3年おきの調査です。毎年の数字ではありません。前回は2021年度、次回は2027年度の予定です。
- 機関を通じて学んでいる人が対象です。独学・アプリ・オンラインの個人学習は含まれません。
- 回答した機関の集計です。調査に回答していない機関の学習者は含まれません。
- 学習者の日本語の水準は分かりません。学校の授業で数時間学んだ人も、専攻している人も同じ1人として数えられています。
- 日本国内の日本語学習者は含まれません。この調査は海外の機関を対象にしています。
- 「学校教育の割合」は初等+中等です。高等教育(大学など)と学校教育以外(民間の教室など)は含めていません。
出典一覧
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| 調査・資料名(リンク先で原典を確認できます) | 実施機関(原データの提供元) | 年次(基準日) | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 海外日本語教育機関調査 2024年度(集計表 1-2a 学習者数順) | 独立行政法人 国際交流基金 | 2024年度調査(2026年3月公表)。3年おきの調査です | 2026年9月21日 |
本記事の集計表・グラフは、出典表示のうえ引用・転載いただけます
当社が計算した構成比・学校教育の割合と、作成した図表のレイアウト・解説文は、ご連絡なしで引用・転載いただけます。引用の際は、下記のように出典とリンクを添えてください。
出典:ルシュエット「世界で日本語を学ぶ人は何人いるか|国別データ【2026年版】」
https://luchouette.com/column/data-sekai-nihongo-gakushusha/
※政府統計そのものの数値は、各機関の利用規約に従ってください。本記事が再配布を許諾するのは、当社が計算・作図した部分に限ります。出典元の資料にも同じ数値が載っている場合は、原資料をあわせてご確認ください。
※このデータは調査が3年おきのため、次回調査の公表に合わせて更新します。引用の際は、記事の更新日をあわせてご確認ください。
よくある質問
世界で日本語を学んでいる人は何人ですか。
4,000,750人です(国際交流基金『海外日本語教育機関調査』2024年度・2026年3月公表)。ただしこれは日本語教育機関を通じて学んでいる人の数で、独学やオンラインで学んでいる人は含まれません。
日本語学習者が最も多い国はどこですか。
中国で1,019,197人です。世界全体の25.5%にあたります。次いでインドネシア(732,914人)、韓国(555,396人)でした。
学校の授業で日本語を教えている国はどこですか。
学習者10,000人以上の国ではオーストラリアが96.5%で最も高く、学習者の大半が初等・中等教育で学んでいます。次いでニュージーランド(93.8%)、インドネシア(89.0%)です。
この調査はどれくらいの頻度で行われますか。
3年おきです。最新は2024年度調査で2026年3月に公表されました。前回は2021年度調査です。
独学で学んでいる人も含まれますか。
含まれません。この調査は日本語教育機関を対象としており、機関を通じずにアプリや動画で学んでいる人は数に入っていません。
マレーシアの日本語学習者は何人ですか。
40,669人で、世界12位です(2024年度調査)。