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イギリスやアメリカ式カリキュラムはよく耳にする方も多いかと思いますが、カナダ式カリキュラムはご存知でしょうか。
カナダの国柄から、自由なイメージを持つ方も多いかもしれません。
まずは、カナダ式カリキュラムとマレーシアで採用しているインターナショナルスクールについてご説明します。
カナダ・オンタリオ式カリキュラムの特徴のひとつに学年設定が挙げられます。
インターナショナルスクールの学年振り分けが日本と異なる場合が多いというのはよく知られていますが、基本的には小学校・中学校・高校と分かれているのが通例です。一方でカナダ・オンタリオ式カリキュラムでは小学校8年間と中等教育(中学校・高校)が4年間というような学年設定となっています。
カナダ・オンタリオ式カリキュラムの学年設定
カナダ・オンタリオ式カリキュラムでは、Grade 11で中等教育までの学習が修了します。この時点ではケンブリッジ式カリキュラムの「IGCSE」のように卒業試験はありません。
このGrade 11まで修了した生徒で大学進学を希望する生徒は、Year 12の「CIMP(Canadian International Matriculation Program:カナダ・インターナショナル・マトリキュレーション・プログラム)」と呼ばれるカナダ・オンタリオ式カリキュラムのディプロマを取得するための授業に参加します。この授業に参加することで、カナダ・オンタリオ式カリキュラム修了資格であり大学入学資格を兼ねる「OSSD(Ontario Secondary School Diploma:オンタリオ・セカンダリースクール・ディプロマ)」の取得を目指します。
このCIMPの成績が50%以上であれば、カナダのオリエンタル州の高校卒業資格「OSSD」を取得することが可能となり、カナダの大学をはじめ、より世界中の大学への道を開くことができます。しかし、このOSSDというのは大学入学資格の判定材料にもなり、世界のトップ校の多くは70%、中には90%〜95%以上の成績を求める大学・学部もあります。そのため、ご自身の志望する大学に必要なスコアを目指して学習を進める必要があります。
なお、マレーシアでカナダ・オンタリオ式カリキュラムを導入しているサンウェイ・インターナショナルスクールでは、このYear 12の時点でIB(国際バカロレア)カリキュラムのIBDPや、イギリスのAレベルというように他のカリキュラムに沿ったディプロマを選択することもできます。
また、カナダ・オンタリオ式では、Grade 10の時点でリテラシーテストといって、読み書き能力を判定するテストに合格する必要があります。合格ができなかった場合は、Grade 12で再度、英語の授業を受ける必要があります。
カナダ・オンタリオ式カリキュラムは、世界的にみても非常に評価が高い教育カリキュラムです。
また、
カナダ・オンタリオ式カリキュラムでは、テスト結果だけでなく様々な側面から成績評価を行います。
割合は学校によって異なりますが、マレーシアにある唯一カナダ・オンタリオ式を取り入れているサンウェイインターナショナルスクールでは、定期テストが30%、日頃のグループワーク・宿題・授業への積極性などの授業態度が70%の比重で成績評価が行われています。具体的な成績評価の基準としては、責任感や自主学習、チームワーク、自己管理などが挙げられます。
このように、多様な面から長期的・継続的に生徒をしっかりと見て評価していくため、生徒一人ひとりの能力判定をしっかり行うことができます。
国際バカロレアカリキュラムでは、「IBカリキュラムを習得したゴールとする人物像」として、「ラーナープロファイル」を掲げています。
サンウェイ(Sunway)インターナショナルスクールは、マレーシアで唯一のカナダ式カリキュラムのインターナショナルスクールです。
幼稚園〜小学校低学年までの学年はジョホールバルの校舎のみとなっており、クアラルンプールではGrade 7からの入学となります。
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Kuala Lumpur, Malaysia
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